Youtubeにアップした伝統工芸品の紹介動画30業種のうち、10業種分のリストです。
下町に息づく江戸の技 伝統工芸ダイジェスト版(Youtube動画)
上野、浅草を中心とした台東区は、日本でも屈指の伝統産業の集積地です。今も多くの職人がものづくりをしています。東京の伝統工芸品は、長い年月を経て東京の風土と歴史の中で育まれ、時代を越えて受け継がれた伝統的な技術・技法により作られています。伝統工芸品は、手作りの素朴な味わい、親しみやすさ、優れた機能性等が、大量生産される画一的な商品に比べて、私たちの生活に豊かさと潤いを与えてくれます。また、地域に根ざした産業として地域経済の発展に寄与するとともに、地域の文化を担う大きな役割を果たしてきており、現在41 品目が指定されています。東京都指定工芸品に限らず、台東区の優れたものづくりの一端をご紹介できればと思います。
下町に息づく伝統の技 蒔絵師:仏具 (紹介動画)
江戸漆器は1590 年に江戸城に入城した徳川家康が京都の漆工を招いたのが始まりと言われています。享保時代以降は庶民の日常品として普及し、茶道具、座卓を始め多様な製品が生産されました。特に、そば道具やうなぎの重箱などの業務用食器が特色です。仏具の仕事を専門にした職人もいます。 東京都伝統工芸品
下町に息づく伝統の技 手植えブラシ(紹介動画:Youtube)
東京手植えブラシは東京都伝統工芸品です。
19 世紀の中頃、世界に向けての開国とともに、日本を訪れた欧米人への日常生活用ブラシ(洋服ブラシ、馬洗いブラシ等)が必要となり、幕府・各藩は洋式軍制を導入したことでブラシ製造工業が発展しました。手植ブラシは、機械植えに比べ、植毛が密であり、多様な台材が使用できます。
下町に息づく伝統の技 江戸刷毛(紹介動画)
刷毛の歴史は古く、かつては、植物のキビの毛を用いて漆を塗る道具として使用していたと言われます。「江戸刷毛」は、江戸中期の文献に当時の刷毛が紹介されていることに由来します。刷毛の命は毛先であり、毛先を整えるとともにクセ直しと脂分の除去が大切な工程となっています。江戸刷毛は東京都伝統工芸品です。
下町に息づく伝統の技 江戸おさな人形(紹介動画)
江戸衣装着人形は東京都伝統工芸品で、雛人形、五月人形、市松人形など衣裳を着付ける人形の総称です。江戸時代初期に京都の影響を受けて始まり、江戸中期から後期にかけて度重なる禁令のため江戸独自の発展をとげ、小ぶりで渋い江戸好みの質の高い人形達が生み出されました。現在もその風情は受け継がれています。このおさな人形は、そうした技術技法によって作り出された人形のひとつです。
下町に息づく伝統の技 江戸指物(紹介動画)
元禄時代には消費生活の発達につれ、大工職から分化し専門の指物師がいたことが知られています。江戸指物は、武家、商人、江戸歌舞伎役者用に多用されました。桑、欅、桐など木目のきれいな原材料を生かし、接合には金釘を使わずに作られています。東京都伝統工芸品
下町に息づく伝統の技 江戸刺繍(紹介動画)
我が国に現存する最古のものは飛鳥時代の繍仏(仏像を刺繍で表現したもの)です。装飾としての刺繍は、平安時代以降であり、公家社会を背景にその豪華さを競いました。江戸時代には、町人の衣類にも刺繍が施され、江戸刺繍が栄えました。東京都伝統工芸品
下町に息づく伝統の技 紐結び(紹介動画)
江戸時代からさまざまなものを結わえてきた紐。紐結びは、伝統工芸に指定されてはいませんが、各種の伝統工芸品に欠かかすことのできない技術の一つに数えられます。
下町に息づく伝統の技 江戸切子(紹介動画)
江戸時代後期、江戸大伝馬町のビードロ屋、加賀屋久兵衛が金剛砂を用い切子技法を工夫したのが江戸切子の始まりと言われています。切子とは、硝子の表面に金盤や砥石を用いてさまざまな模様をカットする技法で、菊、籠目などの伝統柄を種々組み合わせた切子模様が独特です。東京都伝統工芸品
下町に息づく伝統の技 江戸つまみ簪(紹介動画)
江戸つまみ簪は、小さく刻んだ布切れをつまんで作ることに由来します。江戸時代の初期に江戸城の大奥で古くなった着物を再利用して遊び感覚で簪にしたのが始まりと言われています。最近ではお正月、七五三、成人式などで女性の着物姿を一層ひきたたせています。東京都伝統工芸品
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